みちのくコカ・コーラボトリング株式会社

Sustainability

東日本大震災からの復興
Reconstruction from 3.11

コカ・コーラ復興支援基金

「コカ・コーラ 復興支援基金」は、東日本大震災によって甚大な被害を受けられた被災地の復興支援のための資金拠出を目的に、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団内に、2011年3月24日にザ コカ・コーラ カンパニーにより設立されました。

この基金は、2011年からの5年間、財団の活動理念「心豊かでたくましい人づくり」に基づき、次世代を担う子どもたちの教育支援をはじめとした、3分野・4種の事業を展開し、当社は、同財団のみちのく支部として、この基金を活用するため、行政、特に教育委員会と緊密に連携し様々な支援活動を主体的に行ってきました。

2011年からの3年間で、岩手県内小・中学校23校へ太陽光発電・蓄電設備の設置助成と、高校・特別支援学校5校へスクールバスを5台寄贈。さらには、中・高生79名にアメリカやイギリスへのホームステイ研修を実施。2017年から2020年には、県立高校8校の生徒410人を対象に「英語コミュニケーションスキル研修プログラム」を実施してきました。

太陽光発電設備とスクールバスの寄贈

ニーズの変化に柔軟かつ迅速に対応

発災直後、当社では各行政機関からの緊急物資要請に迅速に対応し、国内外のコカ・コーラシステムから岩手県に対し3万数千ケースの飲料水を無償提供したほか、災害救援自動販売機等を活用して一般の方々にも無償で提供しました。2011年7月には、備蓄用飲料水として北東北の全高等学校228校、特別支援学校49校へ「森の水だより 2L PET」16,500ケース、10月には北東北の全市町村へ「い・ろ・は・す 555ml PET」14,937ケースを提供し、その後も定期的に寄贈を行いました。このほか「災害協定」の締結にも力を入れ、平常時から締結先との緊密な連携体制を構築しています。

発災直後は物資の提供や設備復旧に対するニーズが高かったものの、次第に次世代を担う子供たちの災害や環境問題に対する学習意欲が高まり、多様な学習機会を提供する必要性を感じました。当社にとっては、ライフラインである飲料水の販売という使命感と、地域社会と共に持続的な成長を目指すという企業意識が一層強まりました。

被災地に飲料水を配送したルートトラックと無償提供した製品

将来を担う子供たちの可能性や夢を応援

多様な学習機会の一つとして企画した「英語コミュニケーションスキル研修プログラム」の中で、海外からの留学生(ネイティブ)講師との半年間にわたる授業や交流等を通じ、多くの生徒が将来への夢や世界への視野を広げました。あるいは、これを機会にもっと英語に親しみたい、英語力を高めたいと感じてもらえたことはプログラムの大きな成果であり、これこそがコカ・コーラシステムが標榜するサスティナブル(持続可能な社会)そのものだと感じるものでした。岩手県知事のサイン入り修了証書授与も生徒たちに大きな達成感をもたらしました。当社は、地域社会の持続的な成長を見据え、行政と連携を取りながら復興をさらに加速させる取り組みを継続してまいります。

2017年から実施した「英語コミュニケーションスキル研修プログラム」

持続可能な社会の実現に向けて

1962年に北斗飲料株式会社として誕生し、地域と苦楽を共にして歩んできた当社は、飲料業界のグローバル・リーディング・カンパニーでありながら、地元企業の一員として、地域にさわやかさを提供しながら「コカ・コーラ」だからこそできる活動を進めてまいりました。サスティナブル社会の実現に向け、同社の製品のもととなる水を守るための森林保護はもちろん、CO2排出抑制、海洋プラスチックごみ問題やSDGs達成に向けた取り組みなど、地元の環境問題や災害時対応に真摯に向き合いながら世界基準で行動し、いつでも、どこでも、人々に笑顔や前向きさを与え続ける企業を目指してまいります。

サスティナビリティ
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