みちのくコカ・コーラボトリング株式会社

Sustainability

水資源保護
Water Leadership

コカ·コーラシステムは、製造過程における水使用量削減(Reduce)、製造過程で使用する水の排水管理(Recycle)、地域の水源保護(Replenish)の3つの側面で水資源保護活動を推進しています。日本のコカ·コーラシステムでは、ザ コカ·コーラ カンパニーが定めた世界共通のマネジメントシステム「KORE(コア)」の品質基準を遵守しながら、自然環境に負荷をかけない節水・排水を徹底し、それにより製品に使用する量と同等量の水を自然に還すことを実現しています。

日本のコカ・コーラシステムにおける使用済みPETボトルから新しいPETボトルを生み出す「ボトルtoボトル」は、2019年実績で約21%、2020年実績で28%を達成しました。この「ボトルtoボトル」比率を、2022年には50%、2030年には90%にまで高めるとともに、2030年までにすべてのPETボトルをリサイクルPET樹脂または植物由来PET樹脂といった「サスティナブル素材」に100%切り替え、新たな化石燃料の使用ゼロに実現を目指します。

REDUCE工場における水使用量の削減

全国のコカ·コーラシステムの工場では、「KORE」の品質基準を遵守しながら、製造時に使用する水の効率化を進めています。製造過程では、洗浄用や加熱用など、製品の中身以外にも様々な工程で水が使われています。当社花巻工場では、「水の効率的利用」を目指し、製造過程における水の使用量削減に取り組んでいます。一定量の製品を製造するために必要な水の量を示す「水原単位」で見ると、2010年は製品の製造に1ℓあたり7.90ℓの水を必要としていたのに比べ、2020年では48.6%減の4.06ℓにまで削減しております。

当社花巻工場における水の原単位

RECYCLE工場における排水管理

コカ・コーラシステムの工場では、容器や設備の洗浄水、冷却水などの排水を適正に処理して、下水道や河川に放流しています。排水処理の過程では、水質汚濁防止法などの国内法で定められた水質基準とコカ・コーラシステム独自のマネジメントシステム「KORE」の基準を照らし合わせ、より厳しい方の基準によって管理しています。当社花巻工場においては、微生物を使った「活性汚泥法」によって工場敷地内で浄化し、河川へ放流しています。

REPLENISH水源保護

コカ・コーラシステムでは、工場水源と水源の脆弱性を特定する調査を実施し、水資源保護につなげる取り組みを世界共通で進めています。日本のコカ・コーラシステムにおいても、工場の水源域を科学的な調査を通じて特定し、水源の脆弱性を評価したのち水源保護計画を策定しています。

当社の水源保護活動

工場水源域内の森林管理

コカ・コーラシステムでは、専門機関の協力のもと工場の水源域を科学的な調査を通じて特定した上で水源の脆弱性を評価し、水源保護計画を策定しています。この水源保護計画は工場周辺のステークホルダーとの協調・協働を前提として策定され、各地の地域特性・自然環境特性に合った水源保護活動につなげていくことを目的としています。

花巻工場の水源域においては、2017年から花巻市森林組合と協働した森林管理を行っており、製品の製造に使用した量と同等の水を自然に還元するという、コカ・コーラシステムが定めている水の還元率目標を達成しています。

森林管理のための作業道整備の様子

植樹会や稚魚放流会の開催

花巻工場の水源域の山や川において、秋にはコブシやミズナラといった広葉樹の植樹会を、春にはサケやヤマメなどの稚魚放流会を毎年開催しています。水源域内で環境保全を行っている豊沢川土地改良区や豊沢川漁業協同組合と協働し、より豊かな自然環境を守り育てる意識を高めるため、花巻工場の近隣住民や児童と一緒に活動をしています。植樹会には、水源保全プロジェクトとして豊沢川土地改良区へ寄付された「い・ろ・は・す」の売上の一部が使われています。

環境学習の機会の提供

将来を担う子供たちへの環境学習として、花巻工場水源域の探検を通じて、そこ生息する植物や動物を知り、どのようにして自然の中で共存しているかを感じたり、水の循環やPETボトルリサイクルに関する講座の開催を通じて、資源の有効利用の大切さを学んだりする機会を提供しています。

サスティナビリティ
Sustainability

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