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コカ・コーラ森に学ぼうプロジェクト「花巻工場水源探検隊2016」を開催いたしました!

2016年7月28日

7月28日(木)、岩手県花巻市太田にあるみちのくコカ・コーラプロダクツ(株)花巻工場とその水源域において、コカ・コーラ森に学ぼうプロジェクト「花巻工場水源探検隊2016」を当社主催で開催いたしました。

コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトは、森や水源地域での体験の中で、森や生きものと触れ合いながら、子供たちに「森や水の大切さ」や「人と自然のかかわり」などを学んでもらうことを目的としています。

「花巻工場水源探検隊2016」は、花巻工場の水源域である豊沢ダム上流に流れる“大空滝”までの探検や、苔玉作り体験を通じ、自然の役割を親しみながら学んでいただこうと開催しました。また、探検の最後に工場見学をすることで、水の循環を知り、自然の大切さや人との関わりについて学べる内容となっています。

今回は初回ということで、花巻工場の近隣の児童に参加していただきました。普段なかなか見ることができない場所の探検を通じて、子供たちに地元へ愛着を持っていただけたらなという想いも込めています。

【コカ・コーラ森に学ぼうプロジェクト「花巻工場水源探検隊2016」】
主 催:みちのくコカ・コーラボトリング株式会社
協 力:森林インストラクター 高橋 修 様
      株式会社ぼうけん(ミズベリング花巻) 様
内 容:①水源探検 豊沢ダム上流 大空滝登り口~大空滝展望地
      ②苔玉作り体験 豊沢ダム上流 旧野外活動センター跡地
      ③花巻工場見学 みちのくコカ・コーラプロダクツ(株)花巻工場
参加者:太田学童クラブに通う児童20名(参加希望者)


夏休み中の子供たちを乗せ、太田学童クラブから花巻工場の水源域までバスで約30分。

バスの中では、大空滝まで案内をしていただく森林インストラクターの高橋様や、企画・運営に携わり苔玉作り体験を行なっていただくミズベリング花巻の福田様の自己紹介を交えながら、盛りだくさんの一日となることを説明しました。

大空滝登り口に到着し、高橋様のガイドがいよいよ始まります。この日は、朝方まで時折強い雨が降る天候でしたが、探検前には止み、霧の中でのトレッキングをすることができました。


大空の滝までは、ゆっくり歩いて約1時間半。道中は立ち止まりながら、ここに生息する木・花・草などを、一つひとつ触れて学びながら進んでいきます。


この森にはブナの原生林もあり、長い間自然が守られているとても貴重なエリア。高橋様は「歩き進んでいくと、生えている草木の種類もだんだんと変わってくる」と、植物の特徴や名前の由来なども交えながら、分かりやすく教えてくださいました。




マタタビ、ショウマ、エドアジサイ、クサフジ、ブナ、カツラ、ナラ、ホツツジ、ツリバナ、ムラサキシキブ、ヒノキ、クロベ、カエデ、ウド、コナラなどなど……。大空滝にたどり着くまでの間に、この森にはとても多くの植物があることを知りました。

こういった植物が四季の中で落とした枝葉や、弱ったり風雨で倒れたりした木の幹が、長い時間をかけて土となります。そうしてできた土に、雨水や雪解け水が浸みこみ、長い時間をかけて地下水となります。花巻工場では、とても長い時間がかけられた地下水を、大切に「い・ろ・は・す」としてみなさまにお届けしています。



すっかり夢中になって歩いていると、だんだんと滝の音が大きくなり、ようやく大空滝展望地に到着。

あいにくの霧で滝の姿を見ることができませんでしたが、子供たちは達成感がある様子で喜んでくれました。遠くに聞こえる水が落ちる音に、どんな滝があるのかを思い浮かべながら、その方向へ「ヤッホー!」「おーい!」と声をかけていました。



大空滝展望地にて記念撮影。少し休んで、下山開始です。



下山途中、ブナの幹に触れてみる子供たち。幹の表面は雨や霧でしっとりと濡れていました。大空滝あたりまで来るとブナが多く、さらに歩くと原生林が広がっているそうです。



ブナの森は、土に水をたっぷりと蓄えるだけでなく、きれいにろ過してくれます。また、ブナの実は栄養も豊富で、動物のエサにもなっているそうです。こうした食物連鎖も、おいしい地下水を支えてくれているのです。

雨上がりということで、葉の水滴や地面の水たまりなど、歩いているといろんなところに水がありました。「これが『い・ろ・は・す』になるなんてなんだか不思議」と、あたりを見渡しながらゆっくりと歩く子供の姿が印象的でした。



下山して旧野外活動センター跡地へ移動し、お昼ごはん。その後は、苔玉作り体験です。この森にある草などを飾りにして、子供たちオリジナルのマイ苔玉を作りました。

苔は根を張りませんが、自分の何倍もの水を蓄えることができます。また、表土が流れたり崩れたりするのを防ぐことができます。森を守るためには、苔も大切な一員です。



福田様よりレクチャーを受けた子供たちは、苔玉に飾る5cm程度の草や花を探しました。お気に入りの草花が見つかったら、そっと掘り出して余計な土を取り除きます。



次に、苔玉のベースとなる土作り。土をほぐしながら、適度な水分を与えて丸めるように固めます。水が多すぎるとベチョベチョで固まらず、少なすぎるとボロボロと固まりません。

「これが山だったら、地球だったら、どうなるでしょう?」と子供たちに問いかける福田様。手のひらサイズの小さな地球から、森や水の大切さを教えてくださいました。



土を丸め終えたら、お気に入りの草花を差し、崩れないように全体に苔を巻きます。これで、自分だけの苔玉の完成です。



苔玉作り体験も楽しく終了。「苔ちゃん、かわいい」「自分の家で森を育てられる」と子供たちも大喜びです。



この日の探検も、いよいよ最後の行程。最後に、花巻工場の工場見学をしました。まだ見学コースはオープンしておらず、短い時間でしたが見せられる部分を見学していただきました。

「この水はどこの水を使っているんだっけ?」の質問に「とよさわのちかすーい!(豊沢の地下水)」と子供たちに元気に答えていただくほど、水の循環について学んでいただけました。



この日の締めくくりに、花巻工場で記念撮影。「楽しかった!」と子供たちの声が忘れられません。

花巻工場の水源域の一部である、豊沢ダム周辺の森。「い・ろ・は・す」の採水地として、次の世代に自然の大切さを教え、貴重なこの森を守る活動を、これからも続けてまいります。